縁結びのパワースポットには神社とお寺両方あるけれど、どう違う?
神社とお寺の違い
千葉県内で人気の縁結びパワースポットとしては、千葉厄除け不動尊内にある縁結び大社、愛染神社をはじめとする多くの神社と、本光寺をはじめとするお寺がいくつも挙げられていますよね。
神社とお寺、どちらも神聖な場所だとは理解しているものの、明確な違いは何なのでしょうか?鳥居があるのが神社で、山門があるのがお寺。そして、神様が祀られているのが神社で仏様が祀られているのがお寺です。
では、具体的にどんな違いがあるのか、3つのポイントに分けて説明していきます。
宗教の違い
神社とお寺にはまず、宗教の違いがあります。神社は神道、お寺は仏教の宗教施設です。
神道とは日本に古くから根付いている宗教で、神社には神様が住まれていると考えられています。一方仏教はインドや中国などから日本に伝えられた宗教で、お寺では修行中のお坊さんや尼さんが住んでいますよね。お寺には仏像が置かれているので仏様を拝めますが、神社では神様の姿を見ることはできません。
祀られているものの違い
次に祀られている存在の違いをご紹介しましょう。
神社には神様、お寺には仏様が祀られています。神道においての神様とは、いわゆる八百万の神様。特定の人物だけでなく、木や石、火や水などあらゆるものに神様が宿っていると考えられています。
そのため、古事記に出てくる伝説の神様が祀られていることも。一方、仏教での崇拝対象は仏様です。薬師如来や釈迦如来などインドの仏様像が、各お寺にそれぞれ置かれています。
建物の違い
最後の違いは建物。神社の入り口には鳥居があり、神様は本殿に祀られています。人間の世界と神様の世界を区切っているのが鳥居です。
一方、お寺には山門があり、門の中には金剛力士像が多く見られます。本堂には本尊が安置され、参拝者はお賽銭箱の前から姿を拝むことが可能です。
神社は神様が住んでいて、神主や巫女が神事を執り行いますが、お寺はあくまで修行の場。お経を読み、説教をして日々修行に励んでいます。